英語力を上げるにアウトプットが重要と言われるが、実際のところ何をすればいいのかわからない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。
目にしたものをそのまま言葉で表現するトレーニング
会話にはきっかけが必要です。
目にしたものをパッと言葉にできれば、いろんな場面で会話を始められるようになります。
第1章は「場所、もの、人を伝えるトレーニング」です。
見たままを説明してみてください。
最初は言葉が出てこないかもしれませんが、単語やフレーズの断片でもいいので、頭に思い浮かんだ英語をどんどん口に出していきましょう。
Q 次のイラストを見てパッと英語で答えてください
彼はどんな人ですか? どんな行動をとりましたか?
He ____________________________________.
5秒以内にパッと下線を埋めて文章を英文を完成させよう。
解答例は……
He is kind to the elderly.
彼はお年寄りに親切です。
He offered his seat.
彼は席を譲りました。
be kind to~「~に親切だ」
be kind/nice to ~は「~に親切である」という意味です。
反対に、be unkind to ~「~に不親切である/思いやりがない」も使えるようにしておきましょう。
例文で学んだ表現を定着させよう
He is kind to his patients.
彼は患者に親切です。
It’s important to be kind to our neighbors.
近所の人々に親切であることは重要です。
Everyone is nice to me because I am the youngest here.
私はここで最年少だから、みんなが親切です。
The clerk was unkind to his customers.
その店員はお客に対して不親切でした。
clerk「店員」 customer「お客」
(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)