英語力を上げるにアウトプットが重要と言われるが、実際のところ何をすればいいのかわからない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。

英語はアウトプットが大事と聞くけど何をすればいいの? 英語がどんどん口から出てくる1つの学習法Photo: Adobe Stock

目にしたものをそのまま言葉で表現するトレーニング

 会話にはきっかけが必要です。

 目にしたものをパッと言葉にできれば、いろんな場面で会話を始められるようになります。

 第1章は「場所、もの、人を伝えるトレーニング」です。

 見たままを説明してみてください。

 最初は言葉が出てこないかもしれませんが、単語やフレーズの断片でもいいので、頭に思い浮かんだ英語をどんどん口に出していきましょう。

Q 次のイラストを見てパッと英語で答えてください

彼はどんな人ですか? どんな行動をとりましたか?
He ________________.
ヒント: 「~を譲る」offer

彼はどんな人ですか? どんな行動をとりましたか?

He ____________________________________.

5秒以内にパッと下線を埋めて文章を英文を完成させよう。

解答例は……

He is kind to the elderly.
彼はお年寄りに親切です。

He offered his seat.
彼は席を譲りました。

be kind to~「~に親切だ」

 be kind/nice to ~は「~に親切である」という意味です。

 反対に、be unkind to ~「~に不親切である/思いやりがない」も使えるようにしておきましょう。

例文で学んだ表現を定着させよう

He is kind to his patients.
彼は患者に親切です。

It’s important to be kind to our neighbors.
近所の人々に親切であることは重要です。

Everyone is nice to me because I am the youngest here.
私はここで最年少だから、みんなが親切です。

The clerk was unkind to his customers.
その店員はお客に対して不親切でした。
clerk「店員」 customer「お客」

(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)