今生きている人生で「悔いのない生き方」をしている人はどれだけいるでしょうか。しなかったことで後悔するよりも、自分に正直な人生を生きたほうが絶対幸せです。「やりたいこと」をやり始めてからが本当の人生だからです。では、「やりたいこと」を見つけるにはどうすればいいのか? 今すぐ「今すぐ、ふせんを使うこと」です。頭の中で考えたところで見つかりません。「書く」のです。
「面倒くさいな」と感じた方、だから「ふせん」なのです。ノートや手帳、パソコン、スマホのいいとこどりした最強アイテム「ふせん」を使うことで、驚くべき効果が表れます。やることは、「書いて貼って並べ替える」だけ。ふせん特有の5つの特色のおかげで、脳の潜在能力をつかいこなして、人生が180度好転します。
『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』から一部抜粋して紹介。ふせんを1日1枚書き始めた瞬間から、みるみる自分が変わっていくことに驚きます。自身の変化とふせんのすごさをぜひ堪能してください。

なぜ「ふせん」を使うと「やりたいこと」が見つかるのか?Photo: Adobe Stock

額縁効果で、潜在意識とつながる

 ふせんは小さなキャンバスといえます。ふせん自体が額縁を有しているようなものなので、書かれたワンメッセージがギュッと締まって、内容が引き立ちます。お寺の室内から日本庭園を眺める「額縁効果」と同じです。

 額縁効果のおかげでメリハリがつき、書かれた内容が目にまっすぐ飛び込んでくる。すると、(脳の)潜在意識と一瞬でつながります。

 額縁効果のおかげで、ふせんは潜在意識の検索窓の役割をも果たすのです。

 その結果、必要な情報が目につくようになり、「やりたいこと」に関連した「考え」が次々と言葉にされ始めます。

 スマホやパソコンの検索窓では、そこまではできません。ネット検索したあとでリアル空間と比較すると、違いがよくわかります。

 ネット上にある情報をもとに、実際に現地に行って実物を見たときに、あまりのギャップに衝撃を受けたことはありませんか。それは、スマホもパソコンも、ネットとしかつながっていないからです。ネットでは、匂いや湿度などの空気感、触れて感じる質感や奥行きなどを再現することもできません。しかもネットなどの情報空間は、フェイク情報やゴミ情報だらけです。

 これに対して、リアルな現実の世界は本物です。それゆえ、プロ並みに上手に撮れている写真よりも、そこに行って五感で感じる景色のほうが圧倒的に美しくて感動します。

 自分の目で見たままや、自分の手で触った物こそが実物であり、本物なのです。脳内の思考も同じように本物です。そんな信頼できる本物を検索する方法は、五感をフル活用できる潜在意識以外にはありません。

 潜在意識は非常に優秀です。私たちが気づかないうちに五感をフル稼働し、無数の情報処理を同時並行で行なってくれます。それゆえ潜在意識につなげることで、心底「やりたいこと」に絡んだ情報や思考を見つけてくれるのです。

(本原稿は、『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』から一部抜粋し、構成したものです)