今生きている人生で「悔いのない生き方」をしている人はどれだけいるでしょうか。しなかったことで後悔するよりも、自分に正直な人生を生きたほうが絶対幸せです。「やりたいこと」をやり始めてからが本当の人生だからです。では、「やりたいこと」を見つけるにはどうすればいいのか?今すぐ「今すぐ、ふせんを使うこと」です。頭の中で考えたところで見つかりません。「書く」のです。
「面倒くさいな」と感じた方、だから「ふせん」なのです。ノートや手帳、パソコン、スマホのいいとこどりした最強アイテム「ふせん」を使うことで、驚くべき効果が表れます。やることは、「書いて貼って並べ替える」だけ。ふせん特有の5つの特色のおかげで、脳の潜在能力をつかいこなして、人生が180度好転します。
『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』から一部抜粋して紹介。ふせんを1日1枚書き始めた瞬間から、みるみる自分が変わっていくことに驚きます。自身の変化とふせんのすごさをぜひ堪能してください。

色々なふせんPhoto: Adobe Stock

「やりたいこと」が人生の目的になると、
脳が勝手に動き始める

 ふせんの威力を知ったきっかけは、個人情報保護法の全面施行でした。私はパソコンおたくで、メモもスケジュールもすべてデジタル化して、職場のパソコンと同期(データ共有)しながら仕事を回していました。

 ところが社の方針で、データ共有は一夜にしてご法度になってしまいました。仕方なく、ブロックメモで急場をしのぐことに。商談メモはミシン目で切り離して会社に保管したので、メモ帳本体を失くしても情報漏洩は起きません。

 それと引き換えに、数百枚のメモが机の引き出しの中で散乱。メモがバラバラになったせいで記憶も注意力も散漫になり、思考もバラバラになって仕事に支障が出始めたのです。

 そこで、ブロックメモの代わりに、ふせんをメモ帳代わりに使ってみました。糊がついているので、メモ済みのふせんはノートに貼れます。その途端に、思考が散乱しなくなりました。それどころか、見える化された思考が広いノート上で整然と並び、ページをパラパラめくりながら一覧できるようになったのです。

 しかも、思考がクリアになり、仕事がはかどり始めたのです。潜在意識を使いこなせるようになったからです。効果はすぐに業績として表れ、ほどなくして、本部の企画部門に栄転できました。それよりもっと驚いたのは、「やりたいこと」が見つかったことです。

「やりたいこと」をできることがこんなに楽しいなんて、無邪気に遊び回っていた子どもの頃以来の経験でした。しかも、子どもの頃の遊びと違って、「やりたいこと」はわが家の財布にお金をもたらしたのです。

 私と同様に、セミナー受講生にも変化が起こり始めました。副収入が本業を上回る人や独立する人が、短期間で数十人規模で現れ始めたのです。

 私は、起業独立するメソッドを一切教えていません。「やりたいこと」の見つけ方と副業の方法しか教えてこなかったのに、なぜ、続出したのか。

 それは「やりたいこと」を見つけると同時に、「人生の目的」も見つけたからです。

「やりたいこと=人生の目的」になると、人生はそっちに向かって、ひとりでに動き始めます。人生にパラダイム・シフトが起こるのです。

「書く」「貼る」「並べ替える」――やることは、この3つの「型」だけ。これだけなので、誰でも直感的に扱えます。準備は必要ですが、努力は不要だということ。人生が激変するのですから、ふせん恐るべしです。

 本書では、「やりたいこと=人生の目的」を見つけるテッパンの公式を伝授します。この公式に当てはまる2つのキーワードが見つかれば、人生が変わります。そして、ふせんこそが、人生が変わるための最強のツールだったのです。これまで解明されていなかったふせんの5つの特色と活用法がわかります。

 (本原稿は、『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』から一部抜粋し、構成したものです)