今生きている人生で「悔いのない生き方」をしている人はどれだけいるでしょうか。しなかったことで後悔するよりも、自分に正直な人生を生きたほうが絶対幸せです。「やりたいこと」をやり始めてからが本当の人生だからです。では、「やりたいこと」を見つけるにはどうすればいいのか? 今すぐ「今すぐ、ふせんを使うこと」です。頭の中で考えたところで見つかりません。「書く」のです。
「面倒くさいな」と感じた方、だから「ふせん」なのです。ノートや手帳、パソコン、スマホのいいとこどりした最強アイテム「ふせん」を使うことで、驚くべき効果が表れます。やることは、「書いて貼って並べ替える」だけ。ふせん特有の5つの特色のおかげで、脳の潜在能力をつかいこなして、人生が180度好転します。
『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』から一部抜粋して紹介。ふせんを1日1枚書き始めた瞬間から、みるみる自分が変わっていくことに驚きます。自身の変化とふせんのすごさをぜひ堪能してください。

【9割の人が補える】上位5%の頭のいい人がやっている思考法【脳のメモリを最大限活かす】Photo: Adobe Stock

ふせんを使うと、上位5%の思考が手に入る!

 抽象的な思考ができる人を、頭のいい人と言います。クラスに1人か2人は、頭のいい人がいましたよね。世の中の上位5%は頭のいい人です。

 意識には「顕在意識」と「潜在意識」の2種類がありますが、頭のいい人は、顕在意識と潜在意識の両方を上手に使いこなせます。

 日頃私たちが認識できるのは顕在意識ですので、「顕在意識=私」。私たちは常にあれこれと考えを巡らせていますが、あれこれ考えているのは顕在意識のほうです。

 顕在意識は脳の活動の5%前後にすぎません(1~10%の範囲で諸説あり)。残りが潜在意識です。潜在意識は、顕在意識の20倍の能力を秘めているのです。

 脳機能の大半を占める潜在意識は、無数の情報処理や動作を同時にこなします。しかし私たちは、その活動をほとんど認識できません。潜在意識は、その名の通り「潜って在る」ので、目に見えない思考なのです。

 ふせんの力を借りれば、顕在意識と潜在意識のそれぞれのよさを上手に引き出せます。

 自分がこれまで、どれだけ非効率で難しい思考をしてきたか、ご存じでしょうか。レポートやブログを書くときを思い出してください。

 どういう順番で書こうかと全体の「構成」を考えつつ、どういう切り口でネタにするかも頭の中で「整理」しながら、書く内容も同時並行で「言語化」してきませんでしたか。

 1つだけでも大変なのに、3つの思考を同時にこなす難度の高い情報処理をしてきたわけです。精度が下がるので、最後に「編集」して整えるしかありません。

 ふせんを使えば、「書く」「貼る」「並べ替える」の3つの「型」ごとに1つの思考をするので、脳のメモリを「言語化」「整理」「編集」のどれか1つだけに集中できます。限られた脳のメモリを最大限に有効活用できるのです。

 しかもふせんは、「とりあえず」書き始められます。書きたいことをいったん言語化して、それを手にとって「構成」を組み立てられるので、思考そのものがラクになるのです。

 これにより「構成」という思考を、最後に行なう「編集」と一本化できるようになりました。考えるステップが1つ減るので、早く完成します。

 書いたあとや貼ったあとは、潜在意識が情報や記憶を見つけてくれるし、並べ替えたあとは、最適解を見つけてくれます。

 もちろん頭がいい人は、ふせんを使うまでもなく、顕在意識の強みと潜在意識の強みを上手に引き出せます。それゆえ凡人は、頭のいい人にはかないませんでした。

 でも、ふせんのおかげで、頭のいい人がやっている効率的な思考を、誰でも真似できるようになりました。

 ふせんさえあれば、思考にメリハリが生まれ、顕在意識と潜在意識を効率的に使い分けられるので、頭のいい人に追いつけるわけです。

 ふせんを使うだけで、「やりたいこと」が短期間で見つかる。さらに、脳機能を使いこなせて上位5%に仲間入りできる。結果的に仕事も家事も勉強も、はかどり始めるのです。

 (本原稿は、『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』から一部抜粋し、構成したものです)