英語をたくさん勉強したのに、いざとなると全く言葉が出てこない――そんな人に読んでほしい1冊が『中学英語だけで面白いほど話せる!見たまま秒で言う英会話』だ。「イラストを見る→見たままを英語にする」を繰り返すことで、実践的なスピーキング力を伸ばすことができる。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。

【中学英語】「雨がやんだ」を英語でどう言う? パッと英語が口から出てくる1つのトレーニングPhoto: Adobe Stock

英語でストーリーを伝えるトレーニング

 会話にはきっかけが必要です。目にしたものをパッと言葉にできれば、いろんな場面で会話を始められるようになります。

 最初は「場所、もの、人を伝えるトレーニング」です。

 見たままを説明してみてください。最初は言葉が出てこないかもしれませんが、単語やフレーズの断片でもいいので、頭に思い浮かんだ英語をどんどん口に出していきましょう。

Q 次のイラストを見てパッと英語で答えてください

さっきまで雨が降っていたけれど、今はどうだろう?
Is it still raining?(まだ雨は降っていますか?)
It _____________.
I see ____________________________.

さっきまで雨が降っていたけれど、今はどうだろう?

Is it still raining?
(まだ雨は降っていますか?)

It _____________.
I see ____________________________.

5秒以内にパッと下線を埋めて文章を英文を完成させよう。

解答例は……

It stopped raining.
I see a beautiful rainbow in the sky.

雨はやみました。空にはきれいな虹が見えます。

“stop ~ing”と“stop to~”の違い

 stop ~ingは、「~することをやめる」という意味です。

 一方、stop to ~「~するために立ち止まる」という意味です。

 意味が異なるので注意しましょう。

学んだ表現を例文で定着させよう!

I stopped smoking after my son was born.
息子が生まれた後、私はタバコを吸うことをやめました。

I stopped to smoke.
私はタバコを吸うために立ち止まりました。
●stop to~「~するために立ち止まる」

I stopped to take pictures.
私は写真を撮るために立ち止まりました。

I stopped playing games online.
私はオンラインゲームをすることをやめました。

(本稿は『見たまま秒で言う英会話』から抜粋・編集したものです。)