消防隊員は、電気自動車(EV)が発火した際の最も確実な対処法を把握しつつある。離れてただ見ていることだ。EVはガソリン車とは燃え方が違う。消防士や研究者によると、EVは長時間燃え、消火が難しく、再燃しやすい。米テネシー州フランクリンの消防隊は9月、燃えるEVを初めて目の当たりにした。日産自動車の北米本社の外で、「リーフ」が充電中に発火した。アンディ・キング消防署長によると、消防隊は数時間かけて4万5000ガロン(約17万リットル)を放水した。通常のガソリン車の火災では500~1000ガロンでいいという。「もしまた同じような状況に直面したら、そのまま燃やしておく方がいいかもしれない」とキング氏は話した。
燃えるEV、最善の消火方法は「何もしない」
全米の消防署は、長時間続き消火が難しい電気自動車火災に取り組んでいる
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