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2026年の中学入試が終了しました。来年の入試やこの先の中学受験に向けて、塾選びや塾替えを検討している保護者の方も多いかもしれません。長年塾の責任者を務めてきた経験を踏まえ、前後編にわたって「危ない塾の見極め方」をお伝えしてきたいと思います。(国語専門塾の中学受験PREX代表、教育コンサルタント・学習アドバイザー 渋田隆之)
少子化で塾の経営環境が悪化
「危ない塾」が続出するリスクも
厚生労働省の速報値では、日本の2025年の出生数は70万5809人で、10年連続で過去最少を更新しました。
独自の子育て支援などが注目されている東京都は増加していますが、いずれにせよ少子化の影響で、今後も塾経営には大きな影響が出ることでしょう。通塾途中で倒産したり、受験直前にスクールがクローズになったりする可能性すらあります。
塾の状況の変化が子どもに及ぼす精神的な影響は計り知れません。今回は、「健全な教育をやっているかどうか?」という視点で、塾選びや塾替えをどう考えればいいのかについてお伝えしたいと思います。
集団塾に対象を絞り、「危ない塾」を見極めるポイントについて見ていきましょう。
「危ない塾」の見分け方(1)
講師・スタッフ不足の影響は「受付対応」にも!?
10年以上前になりますが、体験授業を見学された保護者が「授業中に、笑い声が聞こえたのが気になった」という理由で入塾されなかったことがありました。
勉強は、ある程度の苦しみやつらさとともに「しかめっ面」でやるものだというお考えがあったようです。
しかし、「好きか嫌いか」「楽しいか楽しくないか」は学んだことの定着に大きく影響します。お子さんが成績を伸ばすには、まずは教えている先生が好きかどうかが大きな要素です。







