対話型AI(人工知能)「チャットGPT」を開発した米オープンAIで、500人を超える従業員が退社をちらつかせ、サム・アルトマン氏とグレッグ・ブロックマン氏の復帰を求めている。従業員らは取締役全員の辞任を求めるとともに、アルトマン氏を最高経営責任者(CEO)、ブロックマン氏を社長にそれぞれ復帰させなければ退社する構えだとしている。オープンAIの現在の従業員数は約770人。従業員が提出した書簡の署名者には、アルトマン氏の解任に賛成票を投じた取締役4人のうち1人であるチーフサイエンティストのイリヤ・サツキバー氏も名を連ねている。オープンAIは17日、アルトマン氏を解任。19日遅くには米マイクロソフトがアルトマン氏とブロックマン氏を迎え入れると発表した。新たに立ち上げる人工知能(AI)の先進的な研究チームを率いるという。
米オープンAI、社員500人超が取締役の辞任要求
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