日本株が33年ぶりの高値圏で推移している。原動力の一つは、企業業績改善やコーポレートガバナンス(企業統治)改革をきっかけとする海外からの資金流入だ。もう一つの原動力は、オマハの賢人が道しるべとして落としたパンくずだ。米投資会社バークシャー・ハサウェイを率いるウォーレン・バフェット氏は近年、日本株に積極投資してきたが、それをさらに推進しようとしているのかもしれない。