労働組織が米コーヒーチェーン大手スターバックスの取締役会に人員を送り込むことを目指しており、給与や労働条件を巡る労使対決で圧力を強めている。  スターバックスの株式を少数所有するサービス従業員国際連合を含む労働組合の連合体、戦略的組織化センター(SOC)は、取締役会は同社の従業員待遇を監督していないとみなし、これに対処しようとしている。  事情に詳しい複数の関係者によると、SOCは3人の取締役を推薦しており、2024年に最も注目される委任状争奪戦の一つになることは確実だ。