「コロアキの動画で特にインパクトが強かったのは、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の本部を紙パンツ一丁で訪れ、警察に連行された。しかし周りからは『コロアキすげえな』と讃えられるようになった」(同)
ところが、その頃から様子が変わってきたという。
「コロアキより後に突撃系ユーチューバーを始めた後輩たちが話題になり始め、動画の再生回数も大きく伸びてしまった。彼らにどんどん差が付けられたコロアキは、『どうすれば動画の再生回数が伸びるのだろう』と周りによく相談していた」(同)
相談を受けたことがあるという杉田容疑者の知人は「コロアキは40代で人生逆転のチャンスも少ないと感じていたようです。ただ、痴漢を取り締まるなどの度胸はなく、彼が選んだのはジャニーズチケットを転売する女性への突撃だった。コロアキは本当にお金に困っていた。稼ぎなんて微々たるもので、ロクに働いてもいなかったので常に金欠だった。だからいつも目先のことしか考えてなくて、彼の中で逮捕されるという危機感はなかったのかもしれません」と語る。
捜査関係者によれば、杉田容疑者は「広告の収益を得て、有名になりたかった」と供述しているという。
前出の知人によれば、「コロアキは人懐っこく、誰とでもすぐ打ち解けられるような面もあった」という。ただ、「面白いことをしてやるという周りへのサービス精神から認めてもらいたいという承認欲求に発展し、金欠で崖っぷちなこともあり、彼は過激な私人逮捕系ユーチューバーになってしまった。正直、反省という概念はないと思っているけど、流石に今回はちゃんと反省をしてほしい」(同)