ChatGPTに「職務経歴書」を
書かせる人の落とし穴とは?
ChatGPTをはじめとする、生成AIの活用がすさまじい勢いで進んでいます。
筆者が経営するクライス・アンド・カンパニーでも、従来は人間の手でやっていたある書類の作成を、必要な資料を集めてChatGPTに要約させるようにしました。
多少は手直しする必要はあるものの、30分かかっていた作業時間が5分で済むようになり、手間を大幅に削減できました。
世の中のあちこちでChatGPTが活用されるなかで、「求職者による職務経歴書の作成」でもChatGPTが使用されるようになっています。プロンプト(命令文)のコツさえつかめばきちんとした内容の書類を作成でき、煩雑な作業が軽減されるというわけです。
しかし面接できちんと評価され、希望の会社に入社するという転職の目的に立ち返ると、ChatGPTの活用には落とし穴もあります。
それは「文章が不自然で、応募先の企業にバレる」といったレベルの話ではありません。どういう問題があるのか、プロの目線で解説していきます。