インスタグラムの動画サービス「リール」は、スポーツやファッション、ユーモアなど、利用者の関心分野だとシステムが判断した短い動画を次々に見せるように設計されている。米メタ・プラットフォームズ傘下のソーシャルアプリであるインスタグラムは、子どもにみだらな興味を持っているかもしれないと同アプリのアルゴリズムが判断する利用者に対しても、同じことをしている。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によるテストで明らかになった。WSJは、インスタグラムのリールに使われているアルゴリズムがテスト用アカウントにどのようなものを「おすすめ」として表示してくるのかを見極めようとした。WSJはテスト用アカウントを、インスタグラムで活発に投稿している若い体操選手、チアリーダーや他のティーンおよびプレティーン(9~12歳)のインフルエンサーだけをフォローするよう設定した。