たとえば、「おすすめのフィットネスジム比較」という記事を書こうとしたときに、有名なフィットネスジムを数個挙げてもらうようChatGPTにお願いすると、会員数や、提供しているサービスなどの情報も合わせて挙げてくれます。そのため、ブログ記事を書くにあたってのリサーチ時間が大きく削減されるのです。

知らないジャンルの記事を書くときは要注意!

 もちろん、先ほど述べたように、ChatGPTが挙げてきた情報が古かったり、間違っていたりする可能性はおおいにあります。そのため、情報の確認・修正の手間を考えると、詳しく知らないジャンルの記事を書くときは、ChatGPTを使わないほうがいいかもしれません。

 ただ、「どのような項目で比較しようかな」と悩みながら情報を集めていくより、ChatGPTが挙げてくれたある程度の「情報比較フォーマット」に則って記事を書きつつ、後から事実を確認していくほうが、かかる時間も労力も少なくてすみます。

 ChatGPTに6割、7割の完成度の記事を書いてもらい、その後に自分の手でオリジナリティや見やすさ、信頼性を加えていくのが、現時点におけるChatGPTの有効な活用法だと私は考えます。

(本原稿は『ブログで5億円稼いだ方法』の著者・きぐち氏へのインタビューをもとに構成したものです)