映画『スター・ウォーズ』に登場する、近未来の乗り物「空飛ぶバイク」。少し前まではSFやアニメなどでしか実現できない“空想の乗り物”と思われていたかもしれないが、今や空飛ぶバイクは空想のものではなく、現実のものになってきている。
2022年上半期を目処に、日本のスタートアップ企業・A.L.I.Technologiesが開発したホバーバイク「XTURISMO (エックストゥーリスモ)Limited Edition」が納車される。
XTURISMO Limited Editionは地上から数メートルほど浮き上がり、空中を走行するホバーバイク。サイズは3.7×2.4×1.5m(長さ×幅×高さ)となっており、重量は約300kg。運転操作は、操縦席に備え付けられたコントローラーなどで行う。機動力はガソリンエンジンと電動モーターを使う。航続時間は40分で最高速度は時速80kmとなっている。価格は保険料と操縦講習料込みで7770万円(税込)だ。
2021年10月から、世界限定200台で受注予約を開始しており、「国内外からお問い合わせを多くいただいている」(A.L.I.Technologies代表取締役社長の片野大輔氏)という。