Photo:Chakrapong Worathat /gettyimages
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DIAMOND SIGNALでは2月9日より、スタートアップやビジネスの変革に取り組む“挑戦者”を表彰する「SIGNAL AWARD 2022」の募集を開催します。募集締切は3月18日。編集部および投資家・経営者らによる審査を経て、4月26日にオンラインで表彰式を開催する予定です。審査員や当日のプログラムについては、順次公開していきます。

2020年7月、新型コロナウイルスが猛威を振るう中でDIAMOND SIGNALはローンチしました。世界がいまだかつて経験したことのない脅威におびえる中にあっても、新しい時代を切り拓こうと奮闘を続ける起業家やクリエーターに取材し、彼らのビジネスや変革への熱量について、これまで1000本以上の記事を通してお伝えしてきました。この度、そんな挑戦者をたたえるアワードを開催させていただく運びとなりました。

ダイヤモンド社は大正時代に創業した、100年以上の歴史がある出版社です。会社に残る65年以上前の『週刊ダイヤモンド』のバックナンバーにこんな記事がありました。記者であり創業者である石山賢吉のもとに、資本金1億円の新興ハードウェア企業が訪れ、自社で開発したゲルマニウムトランジスタを紹介するというものです。石山はその企業の工場に向かい、取材した同社の製品を見て、「発展は無限大である」と評しました。この会社の名前は東京通信工業。現在のソニーの前身です。

私たちがSIGNAL AWARDでたたえたいのは、そんな、日本の経済にインパクトを与える可能性を秘めた、アントレプレナーシップ(起業家精神)をもった挑戦者たちです。私自身はこれまでの仕事で、創業期のスタートアップをたたえるピッチイベントの運営にも長く携わってきました。今回のアワードでは、創業時期を問わず、新しい産業を生み出そうとする方々の栄誉をたたえたいと思っています。エントリーいただいたみなさんには、表彰だけでなく、メディアやイベントを通じて、その挑戦のさまをさまざまなかたちでお伝えするところをはじめとして、活躍を支援できればと思っています。ご応募お待ちしております

SIGNAL AWARD 2022の詳細はこちら