シンガポール発・電動キックボードのシェアリングサービス「Beam」のイメージ
シンガポール発・電動キックボードのシェアリングサービス「Beam」のイメージ

アジア圏の電動キックボードシェアリング大手で、シンガポールを拠点とするスタートアップのBeamが日本市場に参入する。2月に調達した9300万ドル(約113億円)もの資金をもとに、実証実験という立て付けで、2022年中にも国内展開を開始する予定だ。そのBeamの共同創業者兼CEOのアラン・ジャン氏が、4月26日に開催するオンラインイベント「SIGNAL AWARD 2022」に登壇することが決まった。

Beam共同創業者兼CEOのアラン・ジャン氏
Beam共同創業者兼CEOのアラン・ジャン氏

Beamは2018年設立のスタートアップ。現在、マレーシア、タイ、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国・35都市で電動キックボードのシェアリングサービス「Beam」を展開する。Beam共同創業者兼CEOのアラン・ジャン氏は、米国発のライドシェア「Uber」の中国、マレーシア、ベトナムにおけるサービス立ち上げに携わり、インドネシア法人のカントリーマネジャーも務めた人物だ。その後は中国のシェアサイクル「Ofo」で東南アジア地域を指揮するなど、Beamの立ち上げ以前よりモビリティ領域に携わってきた。

SIGNAL AWARD 2022では、日本の経済にインパクトを与える可能性を秘めた、アントレプレナーシップ(起業家精神)をもった挑戦者たちを表彰する。4月26日に開催するオンラインイベントでは、編集部からジャン氏にUberやOfoで培った経験や、モビリティの未来について話を聞く。そしてもちろん、日本市場における展望についても語ってもらう予定なので、ぜひ注目していただきたい。

120社以上の応募があったSIGNAL AWARD 2022では、4月1日に一次審査通過の20社を発表。4月26日開催のオンラインイベントでは、グランプリや各賞を発表するほか、編集部が注目する起業家や識者によるオンラインセッションも実施。イベントへの参加は無料で、Peatixにて参加登録を受け付けている。

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