Photo: djgunner / Getty Images
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福岡市長の高島宗一郎氏が旗振り役となり、福岡市がスタートアップの創業支援などを行う指針を示した「スタートアップ都市ふくおか宣言」を発表したのは2012年のこと。宣言から10年の節目となる今年、福岡のスタートアップ・エコシステムにおいてエポックメイキングな出来事があった。ヌーラボの新規上場承認だ。

今週(5/21〜5/27)の「スタートアップ最新動向-Weekly SIGNAL」では、ヌーラボの新規上場承認のほか、ニュースが相次いだ医療関連スタートアップ各社の動向などについて取り上げる。

設立から18年、福岡発スタートアップの雄・ヌーラボが上場承認

ヌーラボはプロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」や、オンライン作図・共有サービス「Cacoo(カクー)」、ビジネスチャットツール「Typetalk(タイプトーク)」を展開する、福岡発のスタートアップ。会社の設立は2004年だ。

福岡が“スタートアップ都市”として名を馳せる、ずっと前から福岡を拠点にし、地道に成長を遂げてきた。現在は本社を構える福岡のほか、東京や京都、ニューヨーク、シンガポール、アムステルダムにも拠点を構えている。