画像提供:クラシコム
画像提供:クラシコム

北欧雑貨のECサイト「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコムが7月1日、東証グロース市場に新規上場承認された。上場予定日は8月5日。有価証券報告書によると、同社の2021年7月期における売上高は45億3215万円で、経常利益は7億9731万円となっている。

クラシコムは2006年に設立。2007年に「北欧、暮らしの道具店」を開設し、ビンテージ雑貨や食器の販売を開始した。現在では北欧に限らずさまざまな国から輸入した雑貨を扱う。ほか、2017年にはファッション雑貨のオリジナルブランド「KURASHI&Trips PUBLISHING」の展開を本格化。現在ではD2C領域での事業が売り上げの50%を占める。

直近では、6月7日、「北欧、暮らしの道具店」のスマホアプリが、iPhone版とAndroid版を合わせて累計で200万件のダウンロードを突破したことを発表していた。

なお同社の株主は代表取締役の青木耕平氏(所有割合75.5%)と取締役の佐藤友子氏(同20%)、青木氏の親族(4.5%)のみ。外部株主はいない。