朝、早く起きたいのに起きられない。二度寝、三度寝は当たり前。結局、平日は始業に間に合うギリギリの時間に起きて、休日は昼すぎまでダラダラ寝てしまっている。朝型人間になれれば、もっと仕事も人生もうまくいきそうなのに……。そんなふうに、自分の習慣を見直したい、自分を変えたい人におすすめの1冊があります。書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)は、「世間から見た成功」ではなく「自分にとっての成功」を軸に、1度きりの人生を心から満足のいくものにするための1冊です。本書の発売を記念して、「朝、起きられるようになる方法」について書かれた一節を、本書より一部抜粋・再編集して紹介します。

早起きできるようになる「すごい方法」とは?Photo: Adobe Stock

「早起き」と呼ばない。「朝起き」と呼ぶ

 私の周りの経営者の方たちは、起きる時間が午前6時、5時、4時とどんどんと早くなっていっています。

 朝起きた時間の分だけ自分で自由に使える時間が増えるので、自然と早くなっていくようです。

 ちなみに私は朝4時に起きています。

 こう伝えると、「早ければ早いほどいいのか?」と思われてしまうのですが、人によって、勤務時間も全然ちがうし、もちろん睡眠時間は絶対確保なので、朝、何時に起きるのがいいかは人によってバラバラです。

 早起きしたい方には、「早起き」という言葉を使わずに「朝起き」と呼ぶことをおすすめしています。

 言葉はとても正直です。「早起き」と言っている時点で、「本当の起きる時間はもっと遅いんだけどね」と自分に言い聞かせているわけです。それなら続けられなくて当然です。

 ましてや「がんばって早起きしている」なんて言ってしまったら、「がんばっている=本当はやりたくない」のように聞こえます。

「朝、起きる」。ただそれだけ

「がんばる」という言葉は、継続には本当に向きません。

 実際、ゲームをする子どもが「がんばるね!」とは言わないし、親も「がんばってね」とは言わないですよね。

 私の周りの経営者の方たちも「早起きをがんばる」と言っている人はいないし、「朝は4時45分に起きる」「3時45分に起きる」など、起きる時間を述べているだけです。

 自分が「この時間に起きたいから、起きる」と決めて起きればいいだけ。
「朝、起きる」ただそれだけです。

 もちろん睡眠時間は絶対確保です。あとでくわしく説明しますが、回復が消耗を上回らなければ、パフォーマンスはどんどん落ちていくだけだからです。

朝、一番楽しいことを持ってくる

 朝起きのコツは、「朝、一番したいこと」を持ってくること。幸せを感じられる時間を持ってくることです。ベッドにいるより楽しいことを持ってくるのがおすすめです。

・ノートを広げて自分の想いと向き合う
・ハーブティーを入れて読書をする
・好きなアーティストのライブ映像を観る
・難易度が高めの仕事をやる
・誰もいないジムで身体を鍛える

 朝、一番したいこと。それをしている自分を想像すると、ワクワクしてくる。

 自分の好きなことを朝一番に持ってきている人たちは、「朝、自分の時間を持つことがとてもぜいたくなんです」と語ります。

 しなくてはいけないことではなく、「自分の選択で生きている感覚」が人生をさらに豊かにしてくれるんですね。

時計の「スヌーズ機能」を使わない

 朝、パッと起きるときのコツがあります。

 それは、時計のスヌーズ機能を使わないことです。

 ある研究によると、目覚まし時計で一発起きする人たちとスヌーズ機能で起きた人たちを比べたとき、スヌーズで起きた人たちは、頭がぼーっとする時間(睡眠惰性)が長かったそうです。

 脳にとっては、スヌーズボタンを連発すると、かえって起動が遅くなります。

 スヌーズボタンが鳴るほど、どんどん起きたくなくなっていくのは、朝が弱いのではなく、脳にダメージを蓄積しているからなんです。

 いくつも目覚ましを持っている人は1個だけにして、ふだんスヌーズ機能を使っている人は、今日からスヌーズ機能をオフにしましょう。

(本原稿は『人生アップデート大全』の一部抜粋・加筆を行ったものです)