コロナ禍も落ち着きを見せ、インバウンド観光客も増加しつつある今、外国人からの電動キックボードのニーズも増えているという。そうしたニーズに応えるために、「アプリを英語で使えるようにするなど多言語対応も急ピッチで進めていく」と岡井氏は語る。

現在、国内6都市でサービスを展開しているLuupだが、さまざまな観光地でインバウンド観光客から「電動キックボードは使えないのか?」という声が増えているそうで、ホテルや観光地などからのLuupへの問い合わせも相次いでいるという。「法改正やインバウンド観光客の増加をきっかけに、サービスとしては追い風が増えている状態。安全性には十分考慮した上で、さらに成長を図っていければ」と岡井氏は語る。今後、Luupは2025年までにポート数を1万カ所にまで拡大していくという。