画像提供:メルカリ
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「次のメルカリを生み出す」──そんな目的のもと、2015年に設立されたメルカリの子会社が「ソウゾウ」だ。これまでに地域コミュニティアプリ「メルカリ アッテ」や本やCDなどの取り引きに特化したフリマアプリ「メルカリ カウル」、学びのフリマアプリ「teacha(ティーチャ)」などを展開してきたが、2019年6月に解散が発表された。

解散から約1年半。メルカリは再び子会社を設立する。フリマアプリ「メルカリ」を手がけるメルカリは12月17日、子会社「ソウゾウ」(名称は現時点での予定)を設立し、新規事業を開始することを発表した。ソウゾウの代表取締役CEOには石川佑樹氏、取締役CTOに名村卓氏、取締役に山田進太郎氏が就任する。

(左)取締役CTOの名村卓氏、(中央)代表取締役CEO石川佑樹氏(中央)、(右)取締役の山田進太郎氏
(左)取締役CTOの名村卓氏、(中央)代表取締役CEO石川佑樹氏(中央)、(右)取締役の山田進太郎氏

今回の子会社設立に関して、メルカリは「メルカリJP・メルペイの成長を更に加速させる方法を模索し続けてまいりました。メルカリのミッションである『新たな価値を生み出す世界的なマーケットプレイスを創る』の達成のために、幅広く使っていただけけるように新規事業の企画・開発・運営をするにはソウゾウを設立し、人材・環境を整え、集中的に新規事業への挑戦に注力することにしました。ソウゾウはメルカリに関連する、中長期的に新たな柱となりうる事業を企画・開発・運営していくことを目的とした会社です」とコメントした。