地方スタートアップの活性化
続いて2つめに挙げたの地方スタートアップについて。コロナの影響で都心部から地方に人材が移動しています。エンジニアやデザイナーなど、リモートで働きやすい職種の方にとっては、ライフスタイルに合わせてより柔軟に住まいを選択できるようになったと感じています。
この流れが加速すると、地方スタートアップの弱点でもある「優秀な人材の採用」が解消できるのではないかなと感じています。
具体的には、地方においてオフラインでの交流も増えるでしょうし、フルリモート勤務前提での採用が進めば、地方のスタートアップであっても東京のスタートアップと同じ環境で採用活動を行えるようになるのではないでしょうか。
コロナの影響で地方移住やリモートワークや進むことで、地方からも素晴らしいスタートアップが産まれることを期待しています。投資家としても、地方出身の元起業家としてもご相談にも乗りたいです。
AR業界の発展
最後に、2021年以降の話になるかもしれませんが、昨年もこのコーナーで触れたARを挙げさせていただきます。
個人的には2020年代で一番大きな地殻変動となりうるのがARだと感じています。2020年末に発売されたiPhone 12ProシリーズにはLiDARスキャナが実装されました。自動運転技術にも活用される距離測定センサーですが、ついにiPhoneのハイエンドシリーズに実装されました。これが今後広く普及することでARの活用シーンが一気に広がり、またコンテンツもリッチになると予想されます。
2022年〜2025年くらいに本命となりうるARグラスが出るという予想もありますので、今のうちからその時代に求められるサービスを仕込んでおくとのはタイミングとして悪くないと考えております。