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携帯キャリア3社が発表したオンライン申込専用の新料金プラン。NTTドコモの「ahamo(アハモ)」、auの「povo(ポヴォ)」、ソフトバンクの「SoftBank on LINE」が2021年3月より提供される。
この新料金プランが適しているのはどんな人か、3社のプランの特徴を比較しながらまとめた。なお、この記事では触れていないが、楽天モバイルも1月29日に段階制の新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI(アンリミット・シックス)」を発表した。
オンライン専用の「新ブランド」として登場
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ドコモの「ahamo」の場合、サービス提供者はNTTドコモだが、マーケティング上は従来のdocomoブランドとは別のブランド「ahamo」を強調している。auの「povo」も同様。ソフトバンクはグループ傘下に加わったLINEブランドを活用した新しい料金プランを提供予定だ。
店頭サポートやキャリアメールは無し
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新プランは3社とも月20GBのデータ通信ができる「中容量」プラン。税抜3000円を切る割安な設定だ。さらに、「5G」にも追加料金なしで標準対応しており、5Gスマホと組み合わせれば高速な通信も利用できる。
一方、店頭での申込やサポートの利用はできず、キャリアメール(docomo.ne.jpなど)は提供されない。家族複数回線の割引や光回線とのセット割も無い。