![COTEN代表取締役の深井龍之介氏](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/e/a/-/img_eab6d2375716c0a03b05d7e88d3b3de891403.jpg)
日本・世界の歴史を軽快なトークで解説していく──そんなPodcastの番組に、今多くのビジネスパーソンや経営者が夢中になっている。
そのPodcastの番組名は「コテンラジオ」。同番組を運営するのは、世界史データベース「coten(仮称)」の開発に取り組む福岡発のスタートアップ・COTENだ。同社の代表である深井龍之介氏とメンバーの楊睿之氏、地方のクリエイターを支援するBOOK代表の樋口聖典氏の3人が“歴史を面白く学ぶ”をコンセプトに、吉田松陰や秦の始皇帝、宗教改革など、日本史や世界史をフラットな視点で、かつディープに語り合っている。
![コテンラジオの公式サイトのスクリーンショット](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/b/a/-/img_bae089e33aa4794f60d7e5e9b97fe6821017720.png)
もともと、数千年分の歴史のケーススタディを体系的にまとめ、検索可能にする「世界史データベース」を開発し、事業にしようとしていたCOTEN。コテンラジオはもともと、そんな同社の広報活動として2018年11月にスタートした。
定期的にコンテンツを配信し続けることで番組にファンがつき、運営から2年半が経った2021年6月時点で月間のユニークリスナー数は約14.2万人を突破。総再生回数は約1900万回を超え、Apple Podcast、iTune上のPodcast国内ランキングでも1位を獲得している。2020年にニッポン放送が主催した「JAPAN PODCAST AWARDS」では大賞とSpotify賞の2つを受賞した。
そんなCOTENは2021年6月、REAPRA、ドーガン・ベータ、エンジェル投資家などから総額8400万円の資金調達を実施。エンジェル投資家にはメルカリ共同創業者の石塚亮氏と富島寛氏、スターフェスティバル取締役CTOの柄沢聡太郎氏などが名前を連ねている。