Photo by Alessandro Di Ciommo/NurPhoto via Getty Images
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ついに日本での投資活動を開始した、ソフトバンクグループの10兆円ファンド、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)。10月29日には日本市場での第1号案件として、バイオベンチャーのアキュリスファーマへの投資を発表した。そして12月2日には、スニーカーのマーケットプレイス「SNKRDUNK(スニーカーダンク)」を展開する日本のスタートアップ・SODAへの出資を明らかにした。

SODAは2018年7月に設立し、2019年8月よりSNKRDUNKを展開する。SNKRDUNKはスニーカーに特化したCtoCのマーケットプレイスで、真贋鑑定を実施することで偽造品の流通を防ぐ。

SODAは2021年7月、NAVER子会社のKREAM Corporationやソフトバンク・ベンチャーズ・アジアを引受先とするシリーズCラウンドで、約62億円の資金調達を実施したことを発表。累計調達額は約87億円、評価額は約240億円となったことを明かしていた。

今回の資金調達はシリーズDラウンドで、引受先はSVFの2号ファンド。調達金額は非公開だが、同社の評価額は約380億円となった。

なぜSODAは日本展開開始直後のSVFから出資を受けられたのか。代表取締役の内山雄太氏は「既存投資家に同じソフトバンクグループのVCであるソフトバンク・ベンチャーズ・アジアがいたことが大きかった」と説明する。