米航空機大手ボーイングがステファニー・ポープ氏を最高執行責任者(COO)に昇格させることが分かった。次の経営体制への移行に向け準備を進める中、デービッド・カルフーン最高経営責任者(CEO)の後任の最有力候補となる。ポープ氏はボーイングのサービス部門のトップで、事情に詳しい関係者らによれば、早ければ11日にもCOOに指名される見通し。同社で30年のキヤリアを持つポープ氏は、他の経営幹部を抑えて起用されることになる。ボーイングは2021年に延長されたカルフーン氏の定年が近づいているほか、いくつかの規制関連の問題が解決して株価が上昇し、会社がより安定した状態となったことから、今回の人事を実施する。事情に詳しい関係者らによれば、カルフーン氏は少なくとも1年はCEOにとどまる。ボーイングの広報担当者はコメントを控えた。
米ボーイング、次期CEO最有力候補にポープ氏 COO就任へ
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