「見えない大きな力にゆだね、自分はやるべきことをきちんとやっていれば、いい流れに乗れる。そうわかっているので、結果に執着することもなくなりました。

 また、自分自身の変化を楽しめるようにもなりました。
 周りを巻き込んで、助けたり助けられたりしながらお互いに成長し、大きな渦を作るように運気が上昇していく。龍神の後押しを受けると、そんなことが本当に起こるのだと実感する日々です」

 また、経営者のGさんにも、龍神思考を学んで習慣化していくにつれて、龍神の後押しを受けたドラゴンマネーだとしか思えないことが起きました。

 通常なら数ヵ月かかる大手企業の支払いがすぐに振り込まれるなど、資金の循環が早くなっています。その分、周囲への支払いや投資に回せるので、資金のいいサイクルが生まれているとのことです。

大金を失った窮地を救われた
実体験も…

 実は私自身も、ドラゴンマネーだとしか思えない経験を二度ほどしています。

 その詳細は拙著『龍神とつながる強運人生』に譲りますが、いずれの経験でも、いったんは数百万円というなけなしの大金を無駄にして行き詰まった私ですが、「後押しをください」と真摯に龍神にお願いしたところ、まもなく驚くほどとんとん拍子に事が進み、失った金額と同等かそれを上回る大金を手に入れ、無事、窮地を脱することができたのです。
 まさに、龍神に金銭的な窮地を助けてもらったのでした。

もたらされた時に
特に注意すべきこと

 ただし、ドラゴンマネーが入ってきた自分を過信して有頂天になったり、「自分さえよければいい」と勘違いしたりしてはいけません。
 それにより余った時間やお金や労力をも、今度は自分自身の価値を高めるために使うことが大切なのです。
 なぜなら、龍神はそのために力を貸してくれたからです。

大杉日香理(おおすぎ・ひかり)
神社風土史家、作家、ビジネスコーチ
海外出版含め、著作は累計40万部。子どもの頃から日本史に興味を持ち、全国各地で参拝した神社は延べ2万社となる。その経験を生かし、神社風土史を提唱。神社で行うアクティブラーニングである『神旅®』はこれまでに1万名以上を動員。神社風土史を通じて、個人の可能性の発掘と社会での生かし方を伝えている。天皇陛下の即位関連の儀式と連動した「『天皇陛下即位礼正殿の儀』特別体験型参拝」を神田明神と共同開催。また船橋市での起業セミナーでは歴史と経営の重要性を講演。衆議院会館にて選挙に勝つ神棚講座も開催し、先人の知恵を独自の視点で伝え続ける。

※本稿は、大杉日香理・著『龍神とつながる強運人生』(ダイヤモンド社)より再構成したものです。