音楽好きな子を伸ばす5つの言葉

・素敵な声だね
・リズム感がいいね
・上手に弾けるね
・いい音だね(楽器を弾いた時)
・音程が正確だね

 ぜひ、上記の言葉を使ってみてください。わが子のタイプに合わせたアプローチで才能の伸びるスピードは飛躍的に高まります。

 家庭では、子ども向けの歌、親が好きな歌、世界中の歌、ジャンルの異なる音楽(ピアノ、弦楽器、オーケストラ、ジャズなど)を、BGMとして小さな音量でかけ流しましょう。子どもがどんな「音」や「リズム」に関心があるのかわかります。

 また、ピアノ、太鼓、弦楽器、笛など多様な楽器(おもちゃレベルで十分)で遊ばせると、子どもが得意な分野がわかります。親子でカラオケをしたり、楽器演奏を楽しむなどもおすすめです。

「わが子の才能タイプを詳しく知りたい!」という方のために、著書『「強み」を生み出す育て方』ではオリジナル診断を掲載しています。すべての子どもが持つ才能を5つに定義し、簡単な診断で「わが子の才能」をセルフ判定できます。

子育て成功のカギは「強み育て」にある

子どもの音楽の才能を育てたい!→家で流すべきBGMは?【教育専門家が解説】「強み」を生み出す育て方』 (船津徹・ダイヤモンド社)定価:1980円(税込)

 子どもが社会の変化に翻弄されずに、自分らしく幸せに生きていくには、失敗や挫折に負けない「たくましさ」を確立しなければなりません。一生ものの武器になるたくましさですが、どのように育てれば良いのでしょうか?

 たくましさが育つ要因は、家柄、血筋、遺伝ではありません。もちろん親の学歴や職業も無関係です。「子どもの潜在的な強みを引き出すこと」でたくましさは育つと断言できます。

 つまり、子育てで最優先すべきは「強み育て」なのです。強みは、音楽でもスポーツでも勉強でも、なんでもいいのです。