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日本の婚姻件数は長期的に減少している。経済的な問題点が指摘されがちだが、結婚観の変化も少なからず影響を及ぼしている。現代人の結婚観をデータから読み解く。※本稿は、みずほ総合研究所の河田皓史『働く人が減っていく国でこれから起きること』(朝日新書)一部を抜粋・編集したものです。
FIRE願望が高まる背景に
「非婚化」の影響も…?
近年のFIRE願望の高まりの背景には、より長期的なトレンドとしての「非婚化」が影響しているのではないかと筆者は考えている。したがって、FIRE増加の日本社会への影響を考える上では、それ以上に重要な長期トレンドである非婚化について理解を深める必要がある。そうした観点で、本記事では非婚化の背景について検討していきたい。
日本では婚姻件数が長期的に減少している。ベビーブーマー(団塊の世代)が結婚適齢期になった1970年前後には年間100万件前後の結婚があったのが、2023年には50万件弱まで減少しており、半世紀前と比べて半減となっている(図表1-2-1)。
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