婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%! 話題のマナー講師、諏内えみさんの『「育ちがいい人」だけが知っていること』。内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。マナー本や通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられています。ですが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえませんよね! 今回はその中から、コートの掛け方について紹介していきます。

覚えておきたい、コートの掛け方

え! そこで大丈夫?! 育ちがいい人は、脱いだコートをどこに置く?Photo: Adobe Stock

取引先を訪問したとき、あるいはカフェなどでの打ち合わせの際に、脱いだコートをどこに置きますか?
当然のように、椅子の背に着せるようにしてかけていないでしょうか。

最も遠慮の気持ちを表すのが、折るようにしてバッグの上に置くというもの。目上の方と一緒のときや、かしこまったビジネスなどではこちらが最適です。

次が、自分の座っている椅子の座面の後ろに置いたり、背に折るようにして掛けるもの。

そして、最もカジュアルなのが、椅子に着せるようなかたちで掛けるというもの。
こちらは、親しい友人と一緒のときの掛け方です。

ちなみに、バッグの場合は 椅子の脇の床に置く→ 椅子の背に置く→ 隣の椅子に置く の順で遠慮の気持ちを表すことができます。
併せて、覚えておいてくださいね。

『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、参考にしてみてくださいね!