今後はリアルイベントとウェブの機能を強化

 また田面木宏尚CEOは、今回の調査結果について「もう少し『お金を得るため』という回答が多くてもいいかと思ったが、より繋がりを求めるシニアの方が多いということに驚いた」とコメント。ただ商品を売買するだけでなく、例えば売れた商品に手紙を添えて送付するといった、コミュニケーションが評価されているという見方を示した。

 また今後の展開について、「メルカリサロン」と呼ぶ利用者向けイベントを地方でも展開することで、アプリ内にとどまらない利用者との交流を進めるほか、ウェブサイトの(現在メルカリはアプリへのアクセスが9割を占めており、ウェブサイトはあるものの、一部の機能が利用できない)機能強化、リアルでの施策を含めた非利用者の取り込みを進めるとした。