サンタはまだ街を去っていないようだ。  S&P500種指数は、新年にかけて株価が上昇する「サンタクロース・ラリー」で盛大に持ち直して1年を締めくくろうとしている。ダウ・ジョーンズ・マーケット・データによると、サンタラリーはこれで8年連続となり、前回に8年続いたのは1976年だった。  サンタラリーとされるのは、年末最後の5営業日から翌年最初の2営業日までの期間。2023年は最初の3日間でS&P500種が0.8%、ナスダック総合指数が0.9%、ダウ工業株30種平均が0.8%それぞれ上昇した。