学生起業に失敗した自分に
再起のチャンスをくれた

そんなことを代表取締役社長CEOの吉田浩一郎さんに相談し、僕はクラウドワークスを卒業させていただくことになりました。

吉田さんには、学生起業で失敗した22歳の若造だった僕を誘っていただき、ゼロから再起のチャンスをくださったことに感謝してもしきれません。

失敗した15歳年下の学生を引き上げ、期待し、経営の一翼を担わせてくれる。そんな経営者は、日本広しといえども、吉田さんしかいないと思っています。

運命を変えた
偶然の出会い

吉田さんとの偶然の出会いは、間違いなく僕の運命を変えてくれました。

クラウドワークスに入り、社会を変えるようなプロダクトを生み出せて、手応えを感じられたのは、本当に運がよかったと思います。

自分や近しい仲間だけで立ち上げていたら、クラウドワークスのような結果を出すことはできなかったでしょう。

このままでは自分の人生を
生きたことにならない

僕はいろいろな面で恵まれていました。

自己成長の面でも、人間関係の面でも、金銭的な面においても、普通では考えられないようなものをクラウドワークスの仕事を通じて得たと思っています。

だからこそ、ここからあえて自分でリスクを背負ってでも、新たなチャレンジをしなければ、自分の人生を生きたことにならない。そう思ったのです。

どんな困難にぶつかっても
自分を信じて挑戦する

これからどういう道に進むにせよ、自分も吉田さんのように、若い人材や失敗した人材にも寛容になり、期待し、さまざまな機会を提供できるようになりたい。

そして、どんな困難にぶつかっても前を向いて、自分を信じて挑戦し、成長し続ける人材になることを、常に目指したいと思っています。

※本稿は、『14歳のときに教えてほしかった 起業家という冒険』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。