緩やかな右肩上がり
の銘柄で試してみる

もちろん、すべての保有銘柄にオプション取引を組み合わせる必要はありません。

保守的な投資で25銘柄に分散投資しているとしたら、そのうちの5銘柄前後を選んで組み合わせるくらいでいいでしょう。

オプション取引を組み合わせると投資効率が上がるのは、株価が短期的には上下しながらも、緩やかな右肩上がりの曲線を描いているような銘柄。そういう銘柄は、グローバル株や米国株には少なくありません。

1銘柄から
お試し感覚でトライ

下がったところで買い、上がったところで売るというリバランスに、オプション取引を組み合わせます。

具体的には、下がったところで①ターゲットバイイング戦略、上がったところで②カバードコール戦略を実践するのです。

はじめは、1銘柄からお試し感覚でトライしてみましょう。グローバル株も米国株も1株から買えますが、オプション取引は100株単位になっています。

※本稿は、『個人投資家もマネできる 世界の富裕層がお金を増やしている方法』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。