世界有数の違法武器輸出国がまたとない宣伝方法を見つけた。ロシア軍はここ数週間、北朝鮮に提供された短距離弾道ミサイルをウクライナに対して発射してきたと米国、韓国、ウクライナの各国は分析している。米国によると、北朝鮮はすでに数十発のミサイルをロシアに提供したという。ウクライナで回収した破片を分析し、当局者は北朝鮮製の武器が使われていると結論づけた。ロシアが使ったのは北朝鮮の新型短距離ミサイル「KN-23」と「KN-24」だとみられる、と防衛専門家らは話す。両国とも武器移転への関与を否定している。北朝鮮は発射実験を相次ぎ行っているものの、新世代の短距離弾道ミサイルが戦場で――とりわけ西側の防衛システムに対して――どれほど有効なのかをこれまで測定できずにいた。
北朝鮮の武器ビジネス、ウクライナ戦争でPR
ロシアが北朝鮮製ミサイルを戦場で使用、「潜在顧客」への宣伝に
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