東京理科大学の大学生だったとき、夏休みの暇つぶしで突如「そうだ、投資をしよう!」と思い立った。証券口座を開設して、家庭教師のアルバイトで稼いだ貯金をほぼ全額投入。知識ゼロ・経験ゼロの状態から投資をしてみたものの、わずか2週間で全額、溶かしてしまった……。そこで投資を諦めず、本腰を入れて勉強。ベンチャー企業に入社してから本領を発揮して、1銘柄だけでも億単位のリターン(売却益)を得るなどして、入社4年で独立。そこで得た投資の最終結論は、常識の真逆をいく「小型株集中投資」という手法だった。その投資法を1問1答のクイズ形式で楽しみながら学べる『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 【1問1答】株ドリル』(ダイヤモンド社)の著者が、アマチュアだからこそプロに勝てる“儲かる株の見つけ方”を基礎の基礎から応用まで解説する。
※本稿は『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 【1問1答】株ドリル』(ダイヤモンド社)から一部を抜粋・編集したものです。

【新NISAにも役立つ】「株で長く稼ぎ続ける人」必ずチェックする1つのポイントPhoto: Adobe Stock

1問1答<4択>でわかる!
小型株集中投資で1億円

【新NISAにも役立つ】「株で長く稼ぎ続ける人」必ずチェックする1つのポイント

「業績」と「大株主」から
成長株をどう探す?

Q34 上の会社情報をみたときの考え方として、ふさわしくないものを1つ選んでください

1 2020~22年の2年間で売上高が毎年3倍ほどに急成長し続けているとんでもない有望企業だ
2 直近の営業利益は売上高の半分以上と、かなり付加価値の高い事業を展開している
3 全株式の82.9%を保有する圧倒的大株主「佐上峻作」という人物を調べておこう
4 2023・24年の予想売上高の成長率が落ちているのは、きっとビジネスがうまくいっていないからだろう

ヒント 業績の推移大株主の名簿から、どのように情報を読みとるかを考えてみましょう