ロシアで拘束されているロシアと米国の二重国籍の女性の元親族や関係者らが、女性の釈放や米国への帰国を求めて声を上げている。ロサンゼルス在住で30代前半のクセニア・カレリーナさんは、ウクライナ軍の資金調達に関わったとして国家反逆罪の疑いでロシア政府から拘束されている。だが、義理の母親だったエレオノラ・スレブロスキさんは、「彼女は決して犯罪者ではない」とし、カレリーナさんが囚人交換などを通じ釈放されるよう米政府に支援を要求している。カレリーナさんは、ビバリーヒルズにあるスパでエステティシャンとして働いていたという。カレリーナさんは、スレブロスキさんの息子と2013年に結婚。20年には正式に離婚したが、現在も連絡を取り合う関係が続いている。