現役美容部員のBAパンダさんが、幼なじみのマンガ家吉川景都さんにメイクを教える大人気美容マンガ、待望の続編『続メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』。本書には「今回も共感しかない」「相変わらず目からウロコ」「今年のベストバイだった」などと、SNSで口コミが広がっています。
今回は、新年度で機会が増えそうな「保護者として学校に行くとき」のメイクのコツ。派手になりすぎず、それでいて印象をよくするには?
保護者メイクは「ばっちり3割、ゆるっと7割」
授業参観や保護者会、さらにはベルマークを切りに行ったり、給食の試食をしたり、卒業式の打ち合わせをしたり……お子さんの学校には、何度も足を運ぶ機会がありますよね。あるいは保育園・幼稚園の送迎など、「1回の時間が長いわけではないけど、人に頻繁に会うのですっぴんは微妙」という用事も多いと思います。
学校の人間関係は仕事ではないからこそ、メイクで気合を入れすぎていてもちょっと気恥ずかしいし、フォーマルすぎても場違いになってしまうし、でもあまり地味だと……と、ぐるぐる悩まされることが多いと思います。
そんな「超むずかしい場所」学校でおすすめなのが、「ばっちり3割、ゆるっと7割」のメイクです。この「ばっちりとゆるっとの組み合わせ」こそが、いわゆるTPOというものだとパンダは定義しています。
大事なのは、ゆるっとの割合を多めにしつつも、ポイントで「華やかさ」「きちんと感」を忘れないこと。これは、「近所の義理の実家に行く」「会社の飲み会」など、学校以外の少しだけ改まった場でも使える考え方です。
具体的な組み合わせは、次のような感じです。
【ばっちり】マスカラとアイライナーだけはしっかり
【ゆるっと】ベースメイクは作り込まない。ベージュのワントーンアイシャドウ、色つきリップ(コーラルピンク)、リップに合わせた色のチーク
【ばっちり】ローズ系リップで輪郭はきちんと、眉毛は直線的に眉尻はシャープに
【ゆるっと】ベースメイクは作り込まない。アイシャドウはクリームなどでツヤだけ、マスカラだけでアイライナーなし、チークはリップに合わせてローズ系をポンポンといれる(斜めにシャープに入れない)
最後の仕上げは笑顔。にっこり笑ってあいさつすれば完璧です。
※この記事は『続メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』からの抜粋です(原稿部分執筆:BAパンダ)