誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【精神科医が指南】怒りが収まらないのはなぜ? 根深い怒りが消える「1つの解決法」Photo: Adobe Stock

なぜ怒りがしずまらないのか?

今日は、怒りをしずめる方法についてお話したいと思います。

怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」の専門家によれば、心のなかで6つ数えるうちに、たいていの怒りは収まるとか。

この「6秒ルール」にのっとって、怒りを感じたときには、ちょっと間を置くことが基本になるでしょう。

時が解決しない怒りもある

しかし、ただ時が過ぎるのを待つだけでは、不十分な場合もあります。

怒りには、瞬発的な一時的な怒りと、本質的な根深い怒りがあります。

本質的な根深い怒りとは、理不尽不正義に対する怒りです。このような場合、時が過ぎるのを待つだけでは解決しにくいです。

怒りをおさめるコツ

本質的な怒りに対しては、自分なりの解決策を考えて行動することが重要です。

その際に大切なのは、やはり「自分軸」をもって、自分自身がどうしたら納得できるかを考え、落としどころを見つけることです。

怒りの矛先である相手に問題点を伝えることや、対応を求めることも、場合によっては必要です。

出口を探る

相手にアプローチしても、問題が解決されないのであれば、また別の方法で対処するか、関わるのを一切やめるか、出口を見つけることで、過去の怒りを乗り越えることができます。

ただ時が過ぎるのを待つだけでなく、自分の納得いく解決策を見つけ、行動することが怒りを沈めるために必要な場合もありますから、一度立ち止まって考えてみてください。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。