タレントのMEGUMIさんはグラビアタレント時代、年の3分の2を南国で過ごし、肌は乾燥でくすみ放題、クッキリとほうれい線が刻み込まれていました。当時、ついたあだ名はなんと「ほうれい」。しかもそれを隠そうとメイクは濃くなる一方、負のスパイラルが顔面に沸き起こってしまっていました。でもMEGUMIさんはここで一念発起「美容をガチでやろう!」と決めました。その結果、テレビで観るMEGUMIさんは、最近キレイになったと話題です。本連載ではMEGUMIさんが10年間で1000以上の美容法を試した中から、ほんとうに効いたものだけを書いた2023年で一番売れた美容本(※1)『キレイはこれでつくれます』からキレイのコツを特別公開いたします。
1 2023年 年間ベストセラー第1位(単行本実用書 トーハン調べ/単行本実用 日販調べ)

【MEGUMIが教える】顔はぜったい剃ってはいけない(MEGUMIが教える40代の美容法)Photo by 217..NINA

春にありがち「肌荒れ」問題

 1~2年に一度、激務が続いて疲れがマックスになると、少しのきっかけでブワーっと肌が荒れることがあります。

 普段ニキビはあまりできないほうですが、そのときばかりは吹き出物が噴出し、肌がただれたような状態に!

疲れると肌も荒れる!

 芸能界で仕事をしていると、いろいろ重なる時期がありますが、でもこういうことって誰でもありますよね?

 大事なのはそうした時期をどうのりこなすか。

普段のスキンケアはいったんやめる

 私の場合、こうなったらスキンケアと食生活をパキッと切り替え、普段のスキンケアは全部やめます。

 塗るのは子どもでもつかえるような肌にやさしい美容液1本だけ。

オイルやクリームも御法度

 ブツブツが出ているときは皮脂が多い証拠なので、油分の多いオイルやクリームを重ねるのはご法度です。

 ケアとしては心もとないですが、グッとがまん。

トラブルがあるときは「引き算」が大事

 悪いものが出ているときは「引き算」が何よりの美容になります。

食生活も変える

 食生活もいつもと変えます。まず、揚げ物や炒め物はNG。

味噌汁とごはんがいい

 デトックスをしたいので、味噌汁とごはんのような粗食に切り替え、悪いものを排出できるよう、なるべく水をたくさん飲みます。

 もちろん皮膚科も受診しますが、生活を変えることも大事。

 肌が荒れるということは、体の中にもトラブルがある証拠なので、食生活やスキンケアをよりシンプルにしていきます。

自分で顔を剃っていませんか?

 ところでみなさん「うぶ毛」の処理はどうしていますか? 

 私は肌の調子にかかわらず、「顔と首のうぶ毛処理」は完全にプロに任せています。

顔も首もうぶ毛はないほうが絶対キレイ

 うぶ毛があると、そこにほこりや汚れが付いてしまって、肌をくすませる原因に。

 顔だけでなく首にもうぶ毛がないほうが絶対肌はキレイに見える。

剃ると濃く見える!?

 ただ自分で剃るとどうしても肌に負担がかかるし、剃ると毛の断面が太くなって、濃く見えてしまう危険もあります。

 そこで私は行きつけのサロンで、月に2回、うぶ毛・顔ダニ(!)・毛穴の汚れを一度に剥がしてくれるワックスをしてもらっています。

ワックス後のケアも大事

 これはもう9年間続けていること。

 サロンではワックス後にしっかりケアしてもらえるのも安心です。

家でもワックスやジェルがおすすめ

 自宅でうぶ毛を取る場合も、カミソリをあてるより、家庭用の脱毛ワックスやジェルで剥がすほうがおすすめです。

本書には、具体的な商品名店名「キレイのコツ」が多く収録されています。