「K-POPの歌詞の意味がわかるようになりたい」「アイドルが話していることを少しでも聞き取りたい」「韓国旅行に行くので、その前に少しでも韓国語を覚えたい」。そんな人におすすめなのが『ゼロからわかる! 楽しく続けられる! 韓国語1年生』(ハングルノート加藤著)だ。著者は月間最高180万PVの韓国語ブログ「ハンルグノート」の管理人で、韓国旅行情報のYouTuberとして活躍するハングルノート加藤氏。今回は本書の発売を記念して、本文から一部再編集・抜粋して紹介する。
「間違えること」を気にせずにとにかく話す
韓国に留学していたときのこと。
クラスメートの中に、学校の成績はあまりよくないのに、会話がすごく上手で、いつも間髪をいれずにスラスラ話している人がいました。
どうしてこんなにうまく韓国語を話せるのだろうと思って、本人に秘訣を聞いてみました。
すると、「毎日飲み歩いて、現地の人と話している」のだそうです。
なるほどね! と思いました。
ちょっとぐらい発音が間違ってても、気にしない。
これは一例ですが、学校で真面目に授業を受けているだけの人よりも、単語や文法の使い方が多少間違っていたとしても、毎日韓国語での会話を飲み屋などで経験している人のほうが会話の能力が高い、という印象があります。
ちなみに、僕も留学中にときどき現地の飲み会には参加していたのですが、人の話を聞いてばかりで全然話さなかったので、会話力は伸びませんでした(笑)。
日本にいても韓国語の会話力は身につく?
そもそも普通に日本で暮らしているだけだと、韓国語で会話する機会はまったくないですよね。
韓国語を少し覚えても、使う機会がなければ、勉強するモチベーションが下がってくるのも当然です。
「韓国語の会話力を身につけたいと思ったら、学校に通ったり、韓国旅行に行ったりするしか方法がないの?」と思った方、安心してください。
韓国語学校に通わなくても、韓国旅行に行かなくても、韓国人の友だちをつくらなくても、韓国語の会話力を上げる方法があります。
それは「シャドーイング」です。