「退屈な一般論しか言えない人」と「独自の意見を出せる人」のたった1つの違いとは?写真はイメージです Photo:PIXTA

「独自の視点で意見できる」ことは、仕事をする上で非常に重要なスキルの一つだ。今回は、ユニークな意見を持っている人、独自の目線で物事を見ている人の共通点について、考えてみよう。(山田進太郎D&I財団 COO 石倉秀明)

ユニークな意見を言える人イコール
「センスがある人」なのか?

 皆さんの周りに、いつも会議で独自の視点で本質的なことを発言したり、ユニークな意見を述べたりして、周囲に一目置かれている人はいないだろうか。

 そういった発言ができる人は「センスがある」「生まれつきの能力である」と思っている人もいるかもしれないが、よくよく観察していると、そんなことはない。皆共通している点が存在する。

 筆者は2018年来、コメンテーターとしてメディア出演を続けている。FNN系列の夜のニュース番組「Live News α」に関しては、5年半以上レギュラーコメンテーターとして出演させてもらっているし、「ABEMAヒルズ」にも1〜2カ月に1回のペースで2年以上出演させてもらっている。

 そのおかげもあってか、「ユニークな意見を言う」「独自の視点を持っている」と言っていただくこともあるが、コメンテーターとして意見する際にも、今回述べるシンプルな考え方を基にコメントをしている。