信頼する部下の「びっくり退職」を防ぐため、上司が知っておくべきたった1つのことPhoto:PIXTA

何の問題もないと思っていた部下から突然退職を告げられ驚いた……。そんな経験がある上司も多いのではないだろうか。どうすれば部下の「びっくり退職」の予兆に気付けるだろうか。上司にできることはあるのか。(Alternative Work Lab所長 石倉秀明)

信頼していた部下が突然退職!
上司は「びっくり退職」を防げる?

 部下の退職は、管理職が最も頭を悩ませることの一つではないだろうか。

 特に、今まで何の前触れもなく、順調に仕事をしていたはずの部下が突然退職してしまう「びっくり退職」は、管理職としては本当に避けたいものだろう。

 私も、管理職として働いていたときに、「この人は活躍しているし、1on1でも特に不満もない。しばらく自社で活躍するのだろう」と思っていた部下が突然退職したことは、何度か経験がある。

 もちろん、部下の選択なので致し方ない部分はあるが、上司としては非常にショックだったし、そういった退職はない方がいい。

 そこで今回は、このような部下の「びっくり退職」をなくすために知っておくべきことを考えてみたい。

 まず理解しておくべきなのは、突然の退職にびっくりしているのは上司だけであり、本人にとっては別に突然のことではない、ということだ。

 本人としては何らかの理由やきっかけがあり、その結果、転職活動をし、次に目指すキャリアが決まったからこそ、上司に退職交渉しているのである。