デイジー・アルマゲールさん(33)は5万ドル(約750万円)の給与ダウンを受け入れると、マティーニで祝った。  年間給与が15万ドルのテクノロジー業界の仕事を辞めたのは、1日に12時間働いて燃え尽きたからだ。昨年、別のテクノロジー企業の、これまでほどハードではない仕事に転職すると、以前よりも料理をしたり、運動をしたり、婚約者や飼い犬とリラックスする時間を持てるようになった。  「(以前の給与を)稼いでいたときはお金を使う時間がなかった」とニューヨーク在住のアルマゲールさんは話す。