いつも笑顔でいるべき?
精神科クリニックに併設のカウンセリングルームで10年以上、心理カウンセラーとして勤務した後、独立。現在はメールでのカウンセリングを中心に活動しながら、2021年より、悩みを抱える方たちに「気づき」を得てもらうことを目的としたTwitter(現X)での発信を開始する。メールでのカウンセリング、対面カウンセリングともにいつも予約がいっぱいで、現在も数ヵ月待ちの超人気カウンセラー。著書に『あなたはもう、自分のために生きていい』『悪いのは、あなたじゃない』(ともにダイヤモンド社)などがある。
X(旧Twitter) @Poche77085714 Instagram @poche_counselor
悲しいときは泣いていい。
腹が立ったときは
笑ってごまかさなくていい。
つらいときや苦しいときには
しんどい顔をしたっていい。
あなたが楽しくないときには
笑わなくていい。
無理して笑うと
心と体が疲弊する
心からの笑顔は、心と体を元気にします。
でも、誰かのために無理して笑うことを続けていると、笑顔という仮面がぴったり張り付いて、あなたの心と体を疲弊させてしまいます。
もう空気を読んで
作り笑いをしなくていい
おかしな人だと思われないために、空気を読んで、つくり笑いをすることがあるかもしれません。
相手を怒らせないために、不機嫌にしないために、楽しませるために……楽しくもないのに、相手のために笑顔をつくることがあるかもしれません。
しんどくて苦しくてもう限界なのに、自分の本音を笑顔で覆い隠してしまうこともあるかもしれません。
もし心当たりがあるなら、まずは、これまで一生懸命笑顔で頑張ってきた自分自身をたっぷりほめてあげてください。
そのうえで、「これからはもう空気を読んで笑わなくても大丈夫」と自分自身に伝えてあげてください。
つくり笑いをしなければならないような気をつかう場所で、もう、これ以上頑張らないでおきましょう。