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【GW強運SP】みどりの日に開運する人の特徴・ベスト1Photo: Adobe Stock

みどりの日の開運行動とは?

 本日は「みどりの日」ですが、普段、自然にある緑を気にしている人はどれくらいいるのでしょうか。

 今回は私の体験をベースに、自然について一緒に考えてみたいと思います。

 私は、幼い頃、ちょっと不思議な子でした。
 ある台風の日。私は「これでお空を飛んでくる」と言って、泣きながら傘を逆さまにして帰ってきたそうです。
 これを見た母と姉は大笑い。
 このネタは大人になってもわが家で語り継がれています。

 また、私は、「虹の端に行こう」と本気で端に向かって全力疾走し、半迷子になりかけたこともあります。

 こういう話を聞くと、だいぶ変わった子どもだったのですが、当時の私は何事も本気で立ち向かっていたんだろうなあと今の自分から推測されます。

木にまつわる幼少期のエピソード 

 そして極みつけは、私が小さい頃、植物とお話をしていました。
 おかしく思うかもしれませんが、本当なんです。
 少し前の「NHKスペシャル」の「超・進化論」で、“植物たちには「おしゃべり」をする能力が!?”という趣旨の番組をやっていましたが、私にとっては当然の話でした。

 いや、まさにメルヘンでメンヘラ的ですが、私は植物には気持ちがあると思っています。

 これは私が幼少期に経験したエピソードです。
 私が木の近くにいくと、木のほうから私に話しかけてくることがありました。
 ちょっと怪しまれる方もいるかもしれませんが、私の学校の帰り道、必ず話しかけてくる木があったので、毎日挨拶したり、悩みを話したりしていました。

 そんなある日、私は家で大変なことをしました。
 墨汁を両親の寝室のカーペットに派手にこぼしてしまったのです。

 私は昔から絵を描くのが好きだったのですが、両親の部屋は集中できて好きだったのです。
 そこにうっかり墨汁を倒して大惨事に。
「母に怒られる!」と思った私は、隠れるように家を飛び出しました。

 夕方になっても、どうしたらいいかわからず、帰れないで落ち込んでいた私に、なんだか声にならない声が聞こえてきました。
 なんだろうと思ったら、私のまわりの木が、私に話しかけていたのです。
 慰めの言葉をかけてくれ、ハッキリと日本語で聞こえた声がありました。

「お母さん怒ってないよ、大丈夫だよ。早くお帰り」

 私はハッとして、まわりの木々を見ました。風でざわざわしていました。
 その言葉に背中を押され、勇気を出して帰りました。
 すると、母はまったく怒ってませんでした。
 そして、おいしい夕飯を用意していました。

植物を常に敬う心

 これは今でも不思議な現象で、あんなにハッキリ木の声を聞いたのは初めてでした。

 今、私は何のご縁か、天然の木を使って絵馬を描く仕事をしています。
 偶然か必然かはわかりませんが、今考えると、この頃から自然の木とのご縁はあったのだと思います。
 みなさんにも、木にはやさしい心が宿っていることを、この「みどりの日」にこそ知ってほしいと思います。
 私たちよりずっとずっと長く地球に存在する植物を常に敬う心を忘れないようにしていきましょう。
 そうすれば、きっとあなたのこともやさしく見守ってくれますよ。

(本稿は『1日1分見るだけで願いが叶う! ふくふく開運絵馬』の著者による特別投稿です)