ブラック企業に勤めながら、貯金0円から1億円を貯めた男の生活とは!?「給料が全部貯まっていくんです」と語り、独特の節約生活がSNSで大バズり! テレビ朝日、TBSなど、各種メディアや韓国や台湾、中国、タイ、ベトナムなど海外でも話題になったのが、絶対仕事辞めるマン氏だ。同氏の蓄財の道のりや、節約生活のすべてを明かした初の著書『1億円の貯め方 貯金0円から億り人になった「超」節約生活』が刊行された。節約生活のきっかけから、貯金の過程や具体的な節約テクニックまで、究極の節約思考とその実践法を丁寧に解説した1冊だ。今回はその刊行を記念し、内容の一部を紹介する。

1億円の貯め方Photo: Adobe Stock

「電化製品なし」生活でわかった、いらない家電

 以前は、家賃は激烈に安くてほぼ無料の社員寮に住んでいたことがありました。室内には本当に何もなく、家電製品すらなかったんです。すなわち、室内にある電気で動く機械はPCのみだったんですね。この部屋の中には、布団とPC、そしてFIREの夢以外は本当に何もありませんでした……。

 最低限でいえば、このブラック寮スタイルでいけます。必要なのはPCとスマホのみ。この2つがないとさすがに生活できません。生命は維持できますが、このご時世で所有しないのはあまりにもデメリットが大きすぎます。逆に言えば、どん底の素寒貧になっても通信インフラさえあれば復活を目指せるのではないでしょうか。

 次点で必要なものは……今の私の家に置いているもの一式でしょうか。

 家電でいえば冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機。かなり低スペックのものを長く使っています。この中で優先順位をつけるなら、冷蔵庫→電子レンジ→洗濯機といったところですかね。24時間営業のスーパーのごく近所に住んでいて、いつでも食材が手に入る人なら冷蔵庫はいらないかもしれません。まさに人や環境による話だと思います。

では、イチオシの家電は?

 そして、いま最も便利だと感じているものは、OK Googleです。
 OK Google、もといGoogle Homeは非常に優秀で、これなしでは生活できない体になってしまいました。我が家の電球はGoogle Homeで操作できるようになっており、100%声で点灯・消灯しております。その他タイマー、目覚ましアラーム、ちょっとした計算や検索など、大変便利に使っています! 布団にもぐっていても操作できるのがよいところですね。

 Google Homeは部屋のど真ん中に置いています。その理由は、どこにいても小声で操作できるからです。ボロアパートで壁がショボいため大声を出すわけにはいかず、必然的にこの配置になりました。数千円で手に入るので興味のある方は検討してみてください。

(本稿は、『1億円の貯め方 貯金0円から億り人になった「超」節約生活』を抜粋、再構成したものです)