ブラック企業に勤めながら、貯金0円から1億円を貯めた男の生活とは!?「給料が全部貯まっていくんです」と語り、独特の節約生活がSNSで大バズり! テレビ朝日、TBSなど、各種メディアや韓国や台湾、中国、タイ、ベトナムなど海外でも話題になったのが、絶対仕事辞めるマン氏だ。同氏の蓄財の道のりや、節約生活のすべてを明かした初の著書『1億円の貯め方 貯金0円から億り人になった「超」節約生活』が刊行された。節約生活のきっかけから、貯金の過程や具体的な節約テクニックまで、究極の節約思考とその実践法を丁寧に解説した1冊だ。今回はその刊行を記念し、内容の一部を紹介する。
服飾費を節約するための「マインドセット」
突然ですがクイズです。今、私はどんな服を着てこの文章を執筆しているでしょうか?
「うーん……。この本の著者ってかなりの変わり者だからな。奇抜な服を着ているんじゃないだろうか……」などとご想像されているかもしれません。実はそうでもないんですよ。もうちょっと想像を巡らせてみてください。しっかりと。よろしいですか?
いま私は……全裸です!
格安ビジネスホテルで執筆をしているのですが、この部屋がとにかく暑いんですよ! ちなみに椅子に直接座るのは気持ち悪いので、おしりにタオルだけは敷いております。
というわけで、服なんて着なければ服飾費は0円で済みます。しかしながら、このホテルの部屋から一歩でも外に出たいならば、絶対に何かを着なければなりません。
節約思考のスタートラインはここです。すなわち着られればなんでもいいということ!
そもそもですよ。超かっこよくてセンスのいい服を着た私と、超絶にダサい服を着たイケメンでは、100馬身差でダサい服を着たイケメンのほうがかっこいいわけですよ。服のデザインでモテようとするのは諦めてください。論外です。ああいうのは、もともと一定レベルにある人がさらに上に行くためのアイテムなんです。庶民には関係なし。
合理的私服の「最適解」
となれば、デザインを追い求めても徒労に終わる私たちは服に何を求めていくべきなのでしょうか。それは、合理性と機能性です。
・丈夫なこと
・乾きやすいこと
・シワになりにくいこと
・汚れても気にならないこと
・ポケットが多いこと
・着やすく脱ぎやすいこと など
こういった具体的なメリットがある服がいいです。この最適解に近いと思われるものは、ジャージと作業着です。特に作業着。
作業着って皆さんよくご存じですよね。仕事の時に着ておられる読者さんも多いと思います。私は会社ではスーツを着ていることが多いですが、作業着って私服として使ってもいいと思うんです。土や油にまみれて動き回ることを想定して作った服なので、その機能性はお墨付き。
というわけで作業着こそが億り人こと“私”の合理的私服です。私は、ワークマンで購入した作業着をよく着ています。上下セットで買っても数千円ですし、色やポケットの数など、多くの種類から選ぶことができるのでおすすめです。
(本稿は、『1億円の貯め方 貯金0円から億り人になった「超」節約生活』を抜粋、再構成したものです)