ジョー・バイデン米大統領は毎年恒例のホワイトハウス記者協会主催の夕食会で、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者(32)を解放するようロシアのウラジーミル・プーチン大統領にあらためて要求した。報道の自由をたたえる27日夜のイベントで演説し「プーチン氏はエバンを解放するべきだ」とし、「われわれは全力を尽くしている」と語った。バイデン氏は昨年の記者夕食会でもゲルシコビッチ記者の解放を求めていた。ゲルシコビッチ氏は2023年3月29日にスパイ容疑でロシア当局に拘束された。本人、WSJ、米政府は容疑を断固として否定している。ゲルシコビッチ氏の家族はWSJの招待客として夕食会に出席した。総立ちの拍手喝采を受ける中、NBCニュースのホワイトハウス特派員で協会トップを務めるケリー・オドネル氏はスピーチで、「われわれは常にあなた方と共にある」と話した。
バイデン氏、WSJ記者の解放要求 記者夕食会で2年連続
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